瞑想とは

 瞑想と聞くと、なんだか神秘的で、宗教的な近寄り難い印象を持ってしまいがちですが、実は一言で瞑想といっても、その目的もやり方も様々なのです。
 辞書によると、「目を閉じて深く静かに思いをめぐらすこと」(大辞泉より)とあります。これならスポーツ選手のイメージトレーニングや精神統一のようで、あまり怖い感じもありません。

 

〇瞑想の効果〇
 心身のリラックス、ストレスの解消、免疫力を高める、心のやすらぎが得られる、本来の自分を取り戻すなどの効果があるとされています。リラックスするということは、生活の質を高めるだけでなく心身の健康にも大きな影響を与えるといわれています。つまり、瞑想によって心身がリラックスし、良いイメージを持つことで、心の状態が安定すれば、自然治癒力にも影響するということです。

 

〇瞑想への入り口〇
 ろうそくの炎がゆらゆらと揺れている所をイメージするものや、マントラという神秘的な力を持つ文句(真言)を呪文のように唱え続けるものなど様々ですが、どれにも共通して重要なことは、「呼吸」と「坐法」で、瞑想を侵す毒は、睡眠・雑念・不正な坐法とされています。
 初心者にはなかなか難しいですが、瞑想に入り無心になると、頭の中が真っ白という感覚でとても気持ちが良いそうです。
 また、良い姿勢を保ち、ただ静かに座るだけでも何らかの効果はあるとされています。